レンガの賃貸物件とレンガの歴史
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3月17日の日曜日に、今年最初のイベントを開催させていただきました。
内容は弊社がコンサルティングささせて頂いた物件を3か所バスで巡る見学会でした。
当日はお天気も良く、定員24名のところ、21名様の方々に参加いただきました。
この場をお借りして当日ご参加させて頂いた皆様ありがとうございました。
そのバス見学会の1現場目はレンガを外壁に使用して、
外壁のメンテナンスがほとんどかからない物件をご案内しました。
メンテナンスがほとんどかからない理由はレンガにあります。
サイディングの外壁は経年と共に劣化しますので、
15年に1回ぐらいの頻度でメンテナンスが必要になります。
それに比べ、レンガは変化が少なく逆に味わいが出ます。
ガルバリウム鋼板に上質のレンガを上下からはめ込み目地をモルタルで固めて
外壁を支えるという高い安全性でレンガが剥がれ落ちることがありません。
また、目地にコーキングを使用しないので、メンテナンスがかかりません。
外観はレンガですので、他の賃貸物件との差別化にも繋がります。
さてレンガの歴史っていつからあってどのような建物に使われてきたのでしょうか。
レンガが建物建材として使用されたのはメソポタミア文明の時代からだそうです。
紀元前3500年前ぐらいの文明から使われていたというと、相当古くからの
建築建材だということが理解できます。
エジプトの最も古いピラミッドの中には内部の壁にレンガを使用して外側
を石で仕上げているものもあり、そこで使われていたレンガの寸法は
現在のそれとほとんど変わらないようです。
日本で建物用レンガの生産が始まったのは長崎の海軍伝習所(1855年開所)とされています。
レンガを焼く材料として薪を得るため無計画な森林伐採が行われて砂漠化が
真似かねる場合があり、インダス文明やメソポタミア文明は
それが原因で衰退したと推測もされていて、中世のドイツなどでも森林の
過剰伐採が行われたようです。
レンガは経年するごとに独特の風味が出てきます、
日本にある有名なレンガ建築物は
東京駅舎、横浜赤レンガ倉庫、韮山反射炉、富岡製糸場、赤坂離宮などがあります。
文明開化を代表するようなレンガの建物見物は、この春のお出かけにはちょうど良いかもしれません。
もし、レンガの賃貸物件を考えてみたいという方がいらっしゃったらご一報ください。
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